カイガラムシって...

おしりから液体を出すカイガラムシ
おしりから液体を出すカイガラムシ

カイガラムシです。

このムシは果樹の敵なのです。

 

樹液を吸って木を枯らすこのムシは

排泄するロウで葉の光合成を阻害し

果実をも黒く汚してしまします。

 

左の写真では、

お尻から液体を出している

カイガラムシがいます。

 

これが、お尻からロウを出す

カイガラムシです。

葉に付いたロウ
ロウが葉に落ちたところ

 

 

カイガラムシのお尻からでたロウは

葉っぱの上に落ちることがほとんどで

 

写真のように葉っぱ全体に

行き渡ります。

 

 

葉っぱが黒くなっていますが

このロウが果実も黒く染めてしまいます。

ロウが固まりはじめています
ロウが固まりはじめています(クリック拡大)

 

 

このように、ロウが固まると白くなって

ろうそくのような固まりに変わり

光合成を阻害します。

 

すると果実は育たなくなり

収穫もできなくなる。

 

なので

カイガラムシは敵なのです。