風と雨のなかのスキルアップ講座

 雨と風が強く台風も接近してくるなかでスキルアップ講座が開催されました。場所は愛媛県伊予市のホテル、ウェルピア伊予の催事場。今回の講師は2名、愛媛県四国中央市から寺尾果樹園の寺尾悟志さん、そして愛媛県内の農業者6人で構成されたタガヤスンジャーの寺尾進太郎さんです。

 

 寺尾果樹園の寺尾悟志さんは3.8ヘクタールの果樹園で10品種の柑橘を栽培しており、コクにこだわったみかんジュースを開発し販売、伊予柑のピールはネット販売もされています。

 

 栽培に関するお話はとても参考になるものが多く、ジュースをつくるための栽培や、効率よく剪定する方法など、新規就農した私にとっては勉強になりました。

 

 お話しのなかで印象に残ったことは、栽培は適地適作が大切で、作物が最大の力を発揮できるように農業者が経験を積むこと。そして、良い商品をつくるためには、時代の流れにとらわれず畑の条件に合うものをつくる、といったことでした。

 

 タガヤスンジャーの寺尾進太郎さんからも加工に関するお話しがありました。ミックスジュースの加工で苦労したことや新商品の開発も検討していることなど、次世代の活躍を予感させる内容です。

 

 この講座の開催は年1回ですが、同じ農業者が講師を務めることで新しいアイディアや新商品の開発協力など、意見交換が活発になるではないかと思っています。来年の講座も楽しみです♪