蜘蛛の糸

引き続き紅まどんなの袋掛け作業をしています。

 

今年は農薬や化学肥料、除草剤の使用をやめてから3回目の収穫の年です。昨年の今頃はアブラムシが発生し、木が弱ったり枯れたりしましたが、今年は他の虫たちのおかげなのかアブラムシは見当たりません。テントウムシも増え蜘蛛も増えて、昨年とは比較にならないくらい良い環境に変化しつつあります。

増えてきたテントウムシ
増えてきたテントウムシ

が、しかし、弱りきった木には害虫が集中しています。。

それがこれです。

害虫に犯された木
害虫に犯された木

1本の木に集中しているのはカイガラムシ。果実を餌にする虫です。

この木にはカミキリムシも入っていて、株もとには大きな穴も開いています。

弱った木
弱った木

こんな風に根元も食害されているため、シーズンを終えたらこの木を切り倒すことにします。

 

昨年との違いは蜘蛛の糸。粘り気と強さが出始めたようです。

それがこれ!

蜘蛛の糸
蜘蛛の糸

粘り気と強さのある蜘蛛の糸が、今年になってやっと出てきてくれました。この糸を出す蜘蛛がもっと増えてくれたら、木と木の間に張り巡らされた巣に、飛んでいるカミキリムシが引っ掛かってくれます。カミキリムシだけでなく他の害虫も捕まえてくれるのです。

 

これからが楽しみです^^